家庭裁判所調査官

 家庭裁判所調査官は、家事事件や少年事件を扱う家庭裁判所で、事件の背景にある家庭環境や人間関係を精査しながら、本人たちが自ら問題を解決していけるように支援するのが主な業務となります。

家事事件では、離婚問題や親子問題を扱い、少年事件では未成年の少年が起こした事件についてを担当します。

どちらにしても、問題の根本は人間関係のひずみにあることが多く、このため家庭裁判所調査官は心理的知識や法的知識などを用いながら、当事者達にヒントを与え、問題解決へ導きます。

家庭裁判所調査官になるには、大学で心理学や社会福祉学、法学などを学んだ上で、家庭裁判所調査官補採用T種試験を突破しなくてはなりません。

合格した後は、専門研修を2年間受け、調査官補から正調査官へとなることができます。人間関係を調整する仕事であるだけに、専門知識だけでは足らないのがこの仕事です。

同じ人間に対して、その背景原因を探り、自らを時に冷徹にしながらも修復の足がかりを求めなくてはならない、精神的な強さが絶対的に必要だと言えます。








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