言語聴覚士
言語聴覚士は、先天的な脳障害や、脳梗塞などの後遺障害によって言語に異常が見られる場合、その原因を追究し、リハビリの補佐を行い、回復のためのサポートをする職業です。
一口に言語障害と言っても、実は様々な実態があります。言葉を聞き取る聴覚の異常、言葉そのものの理解に不具合がある脳障害、脳卒中などによって思うように言葉が話せない麻痺など、その原因と解決策は単純ではありません。
これに対し言語聴覚士は、医師などの他にも作業療法士や臨床心理士などの専門家と力を合わせ、患者の言語能力回復を支えていきます。
言語聴覚士になるには、高校卒業後、大学の専門課程を終えるか、専門学校で学ぶかした上で、国家試験を受けることになります。
言葉について学ぶということは、人間の脳のメカニズムや心理についての理解が欠けてはならず、また想いを伝えきれない患者の気持ちを汲むことができる余裕が必要です。従って、専門知識に長けているだけではなく、人間的にも幅の広さが求められます。