義肢装具士
義肢装具士は、病気や事故で失った手足の代わりとなる義足や義手、また失った身体機能を補う装具を作る職業です。
精密な機械を越えると言われる人間の体の一部を、専門知識と熟練の腕で作り上げていく仕事ですので、経験があるほど重宝される存在であると言えます。
体の関節に負荷をかけないような設計、使用中にずれが生じないような組み立て、できるだけ本物に近い肌触りや見た目など、今後も極めていくべきところが尽きない点で、興味深い職業です。
一方、患者の立場をどこまで理解できるかということも大切で、四肢や身体機能が思うように動かないもどかしさを、自分の作った義肢装具で補い、生きる喜びを取り戻してもらう心が、良いものを作り上げる源であると言って良いでしょう。
義肢装具士になるには、専門教育期間で学んだあと国家試験を受けるか、もしくは義肢装具技能試験を受けて合格することになります。